伊豆高原・〈生命回帰〉春の合宿の報告(2023.3.18-21)
主催: 松木貴子マリア・Well-being清ら歌人間科学研究所企画
記:マリア事務局
『大自然の恵みの中で「こころ」と「からだ」を調える』をテーマとした心身の回復、免疫力活性と意識の向上』のプログラムは、お陰様で無事に終わりました。
合宿プログラムの内容は4つのセルフケア「チャクラを意識した母音発声」「森林セラピー」「マインドフルネス」「神社での歌奉納」でした。毎日のルーティン早朝5:30にご来光を背に浴び、呼吸法やチャクラを意識した母音発声法、鳴き始めの鶯や小鳥のさえずりを聞きながら、風を身体に感じ、リスが枝を走り渡る自然の中で自律神経を調えました。朝食は、買い出しした地産地消食材を皆で料理し、別荘のテラスでお食事。爽快な気分の中で、各自の様々な問題意識を吐露し、楽しい時間を過ごしました。
森林セラピーの一つ、城ヶ崎海岸に向かう自然遊歩道を歩き、吊り橋や灯台、柱状節理の岩のでこぼこの海岸へと行きました。初日はあいにくの雨でしたが、そのお陰で上流から流れ来る水の勢いで、マイナスイオンを浴びながら城ケ崎の幻の滝「対島の滝」の雄姿を見られました。二日目は、10万年前の噴火でできた火口湖「一碧湖」を一周。新鮮な空気を吸いながら、枯れた木や、咲きかけた桜を眺めながら約4㎞歩きました。
伊豆の瞳と称される湖には「一碧湖神社」があり粛々と手を合わせました。
『この神社は、生命の源である神々をお祀りし、人と自然、人間どうしが調和し力を合わせて生きていくことをお誓いする場所です。真心で祈れば、心身が浄化され諸願が成就し、幸福へと導かれます。』
水の神々を祀るお宮の碑に当合宿の結論が書かれており、感動を覚えました。
一周後、湖畔にある創業90年食堂の絶品甘酒を飲みながら女将の昔話に傾聴。
講義では、第一次呼吸(脳脊髄液の循環)と第二次呼吸(肺)、4つの副鼻腔の重要性とそれを響かせる発声法、体の細胞のなかにあるミトコンドリアを元気にさせて心身の自律神経を調える事により免疫力を高める話をしました。
讃美歌「がんばれミトコンドリア」は、朝と晩に合唱。
最終日、八幡来宮神社で「あわのうた」「君が代」「ふるさと」の歌で、生きとし生けるもの全ての生命に畏敬の念を抱きながら感謝の気持ちを奏上し奉納。
大事なお役目に参加者皆、心体が、魂が、震えました。
開催場所の「もりす庵」は、伊豆鉄道の駅伊豆高原駅から徒歩15分の別荘地にある大型の戸建別荘。眼下に伊豆の海が見え、自然豊富な鎮守の森の中に佇んでいます。伊豆高原駅には漁港直送の海の幸、中華、日本そば、お洒落な喫茶店があり、お土産売り場や富士山と伊豆の地形を紹介しているジオラマ博物館も併設した素敵な駅でした。
合宿後の気づきは個々人それぞれにありました。心身健康になりたいという強い想いと真剣に取り組んだ方は、それなりの効果が出た様です。
皆様、ありがとうございました。次回・8月夏合宿『戸隠編』をお楽しみに!