2025年7月【日中平和友好イベント】「2025日中文化芸術祭 つなぐ」浅草公会堂で開催中!

 今年も「日中文化芸術祭」が浅草公会堂にて盛大に開催されています。この文化交流イベントは、私の友人である王群一(ワン・チュンイー)さんが中心となり、今年で9年目を迎えました。日中の子どもたちがアートを通じて交流し、友情と理解を深めるこのイベントは、日中友好の礎として年々その意義を増しています。

7月18日にはホールを貸し切り、日本と中国双方から多くのアーティストがステージに登壇。迫力ある舞踊、伝統音楽、書画の実演などが披露され、観客の心を打ちました。

中でも特に注目を集めたのは、日本文化海外普及協会の設立メンバーであり、プロジェクションマッピングの原点とも言われる「デジタル掛軸」の考案者・長谷川章先生の登壇です。

長谷川先生は、映像芸術の可能性を拡張したデジタル掛軸の実演とともに、中国中央電視台(CCTV)のロゴデザインを手がけたことも紹介され、中国からの来場者の多くが感嘆の声を上げていました。

🔗 デジタル掛軸公式サイト:https://www.digital-kakejiku.com



また、1階の展示スペースでは、子どもたちが描いた感性豊かな絵画作品が展示され、来場者の心を和ませています。今年は特別展示として、日中友好の原点ともいえる李徳全(リ・トクゼン)先生の功績を紹介する展示も開催中です。

李徳全研究会が主催するこの展示では、戦後満州に取り残された約3万2千人の日本人、その中にはB・C級戦犯2千人も含まれていましたが、彼らを無償で帰国させた李徳全先生の深い人道精神と、その行動がのちの日中交流、さらには日中国交正常化への道を開いたことが紹介されています。

🔗 李徳全公式サイト:https://www.leetokuzen.com

ステージでは、五十嵐義隆知事長も登壇し、李徳全先生の功績とその歴史的意義を解説。井上氏からは、そこから始まった文化交流がTLT貿易へと発展し、やがて田中角栄総理による1972年の日中国交正常化へとつながったという流れが語られ、観客一同、日中友好の原点に思いを馳せる時間となりました。



📍 会場:浅草公会堂(Asakusa Public Hall)
📅 展示スケジュール:

  • 桜花賞児童漫画展:7月17日〜18日、7月25日〜29日

  • 中国書画名家展:7月20日〜21日
    🎭 交流公演会:7月18日 13:00〜15:30


日中の未来を担う子どもたちの絵と、先人たちの平和への願いが織りなすこのイベント。ぜひ浅草公会堂に足を運び、日中の「つながり」を体感してください。




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